姉さん、壁を感じます(ドラマ「HOTEL」風)!!
日本語を話すタイ人学生との間に壁を感じる。
「そのうち分かるさ」とは聞いていたけれど。
最近なんだか感じる。壁を。
最初はすぐ仲良くなる。
向こうは僕の拙いタイ語を日本語でカバーしながら、
コミュニケーションが円滑に進むよう計らってくれる。
みんなで遊びに行ったりもする。何回か。
でも、、、続かない。なぜか続かない。
気付けば疎遠になっている。
単純に、
僕が人間関係の構築をサボったのではないか。
人間関係を築くのは自然なようで
努力によるところも大きいから。
でも「壁」を語る人を何人か見てきた。
全員が努力を怠ったようには思えない。
じゃあ、タイ人学生の立場になってみる。
日本語を勉強しようと思った。なぜか。
なんといってもアジア一の経済大国。
タイは日本企業の進出が盛んだし、
学んでいて損はない。
しかもアニメ・マンガ・ファッション・菓子類
などなどソフト面でも日本は身近。
今でこそK-POPに抜かれた感はあるが、
少し前まではJ-POPだってそれなりに人気があった。
日本、カッコいいやん!日本語やりたい!
で、、、
身近に居る日本人を観察してみる。
テキパキ働くビジネスマンももちろん居る。
おしゃれな旅行客だって。
しかーし、
それだけが日本人ではない。
娘ほど歳の離れた女性を連れて歩くオヤジ、
タイ語も英語もできません、
でもタイ好きなんで仕事探してます、
職務経験?あ、一年だけ。35歳です、みたいな人、
普通に金持ってるのに汚い格好のバックパッカー、
なんかキョドってる人、などなど。。。。
なんかねー、魅力ないんやと思う。日本人。
イメージと実際との間に大きな差があるのではないか。
日本に興味はあるが、日本人に興味がない、
というケースが多いような気がしてならない。
だからこそ感じる僕と彼・彼女らとの間の壁。
もちろん
「日本人のイメージ」なんてもの、タイ人のなかにも
十人十色いろいろなイメージがあるだろう。
それを僕が想像しても仕方がない、意味がない。
勝手に想像した理想的日本人像に自分をはめる義務もない。
でも
やーっぱり「日本人」にはカッコよくあってほしい。
容姿だけでなく、礼儀など精神的な部分含めて。
これだけ多くの人が日本に視線を向けてるわけだ、
きっと日本を形成してる日本人に魅力あってのことと思うし、
その視線に含まれた期待を裏切るわけにもいかない。
昨日より今日、今日より明日、なにか良くなろう。自分。
僕のタイ生活も、もう3ヶ月を切った。